マズルのある獣人の口を簡単モデリングするの巻
フリー版のLive2Dを使って無料で動物キャラのマズルがある口を超絶簡単にモデリングしたいそこの君!!良かったらこの記事に目を通してみて行ってくれよ。いつも文字数が多く記事が長くなりがちなPalkaloidだけど、今回はめちゃくちゃ簡単な作業でマズルのある口の開閉パラメータをモデリングするよ!口の周りに塗り足しもないモデリング作業になるよ。予めの下準備が必要モデリングなので記事の前半はその下準備についてなどの話をするから、読み飛ばして口の開閉パラメータをモデリングする内容が見たい人は見出しの『口の開閉を設定する』に飛んでみてね。
人には無い、『マズル』があるから大変だな…と思う反面、『マズルがあるから』できる事!それを最大限に活用した方法だと思うよ(笑)
下準備のアートメッシュについて
マズル周辺、口周りのモデリングについてはアートメッシュに対しグルーとクリッピングを施してある必要が前提になる。なので、アートメッシュ・グルーを設定する事についての話は下の参考記事を読んでみてほしい。『唇』と『口の中をクリッピングする用のパーツ』が同じアートメッシュを設定していて、唇側に重みが100%の状態でグルーのバインドが設定されている事、口内のパーツはクリッピング用パーツにクリッピングしている状態である事が予め必須となる状態だ。ついでに言うと、マズルも上唇に当たる部分の『マズルインナー』と『マズル(塗り)』がグルーでバインドされている事で次の記事で紹介する『変形』も動かしやすくしているところがあるんだ。
口の開閉を設定する
パラメータの設定はいつも通り、対象のパーツを全て選択して[パラメータ]の[口 開閉]に対して[2点パラメータ]を設定する。『開口:1』『閉じ口:0』で設定するので、デフォルトは口が開いているイラストなので『1』でパラメータを有効化して、左にスライドしてからオブジェクトを移動変形させる作業を行うよ。
・口角の位置は上下左右動かないように口の開き具合のみ動かすことがポイント
※座標を上下させるような移動はしないので歯や舌などは選択しなくても良い。
※顔が縦横動く際に座標を動かすなら移動が必要になる場合もあるが、その場合はアートメッシュに変形移動をかけるのではなく、口内全てを1つのワープデフォーマにして移動した方が楽。
縮小にならないように注意してね、上下の中央にある赤いポインタを上下スライドさせて平たく畳む状態に変形させるよ。中の歯や舌のイラストはパラメータを打っていないのでその場で動かない状態だから、その座標から離れないように口角はそのままで唇を閉じる形に畳むだけ!!!口内の口角の位置が判りにくいときは唇と口内両方を選択することで表示されるので確認できるよ。
さあ、完了だよ。早すぎて思わず笑ったw
作業が簡単だと言われている塗り足しの無いグルーとクリッピングを使った口の開閉モデリングだけど、マズルがあるおかげでフェネック君は上唇と下唇を分けない輪の状態の口なので、1つのパーツを上下で押しつぶす変形だけでいつもより倍の倍ぐらい簡単に閉じ口が完了してしまうわけなんだ。
めちゃくちゃ簡単すぎて助かる!!!!
ほんの少しだけ口が開いてる状態ではあるけれど、まったく問題ではない。
なぜなら『マズル』で隠れているので!!!
プロ版ではまだ試していないけど、この開閉ならマズルの形状操作を合わせれば通常の母音設定よりも簡単に「あ」「い」「う」「え」「お」が出来るかもしれない…。
簡単にうまくいく方法が見つかったらもちろん記事でシェアするね。
次回は口の変形だよ、こっちもそんなに難しくないはず…?
今日も読んでくれてThanks!!
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